あるサーバーサービスの事から見たEULAの話
2016年5月2日にInfoLensという会社がMicrafanというMinecraft Pocket Edition等(Minecraft Pocket Edition,Windows 10 EditionとWindows 10 Editionのこと。以下Minecraft Pocket Editionと表記)向けサーバーサービスを提供し始めたのだがあるユーザーが「Minecraft EULA」に違反しているのではないか?と投稿し少しサービスに関して疑問が生じたので少しまとめてみる事にしました…(理由がどこかアレなのはいつもの事。)
そもそも「EULA」って?
日本ではソフトウェア利用許諾契約と呼ばれてたり単に英語名のEnd-User license agreementsを直訳したエンドユーザーライセンス条項と呼ばれてたりするもの。いわゆる契約書である。
今回の記事の争点
今回の記事の争点として
の3点です。
そもそもPocket EditionにEULAが適用されるか?
Pocket EditionにはEULAの承認画面が存在しない為EULAは無効であると見ることも出来るし、「いや、mojangからアップデートデータが提供されているからEULAは有効」と見ることも出来る…うーむ分からない。
(未解決)
サーバーサービスにEULAが適用されるか?
恐らく適用されるのだろうと思われる
EULA違反は?
どうもいろいろ調べていくうちに、このサービスのクラウドファンディングが見つかったので(マインクラフトがスマホでも日本中のみんなと対戦できる!PEサーバープロジェクト! | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ))そのページを見てみると大丈夫と記載されている事やEULA等の諸規約を参照したところ例外規定に記載されている為違反はないものと思われる。
と思いきや、クラウドファンディング出資者に有利となっている点等を考慮すると若干アウトである可能性が高いです。
結論
ただのサーバーサービスでした…がアウトの可能性が高いです。クラウドファンディングという方法が果たして良かったのかは気になるところです…まあいつか結論を出すかもしれないです。あと、お問い合わせ先がきちんとお問い合わせ出来るようにして下さい…(見ていたら)
感想
まさかクラウドファンディングがあったとは思わなかったし、ナポアンさん(http://painapoandy2.blog.jp/ )が絡んでいるとも思いませんでした…
「Minecraft Windows 10 Edition」は何故「Minecraft Pocket Edition」と互換性があるのか
さて、7/4〜7/5にかけてMINECON 2015が開催され、あらゆるMinecraftファンが最新情報を得ようと生放送等を注視していました。そんな中発表されたのが「Minecraft story mode」とここで取り扱う「Minecraft Windows 10 Edition」でした…
Minecraft Windows 10 EditionはMinecraft Pocket Editionと互換性があるもので…
…?PEとの互換性?と、不思議になったのがそもそもの始まりです…
Minecraft Windows 10 Edition…?
- そもそもWindows 10とは…
Windows 10 はWindows8.1の次のOSで、8で無くなって不評だったスタートメニューの復活など、様々な事が進化している新しいWindows。
(Windows10についてざっくりとしたまとめ)
で、そのWindows 10(以下Win10)は、現在評価版(β)が出ていて、7/29に製品版がリリースされるのですが、ここで取り扱っている「Minecraft Windows 10 Edition」(以下MC Win10E)はそのWin10の製品版リリースの7/29にベータ版が発売されるようです…
- 本題
で、何故「MC Win10E」が「Minecraft Pocket Edition」(以下MCPE)と互換性?を持つのかという答え(私の達した結論)はWin10のコンセプトでした…
今までのWindows関連は、Windows Phone、Windows、Windowsタブレットと分けられるのですが、それぞれがWindowsと冠していたものの中身は端末のパフォーマンスの関係でそれぞれ独自のOSだった訳です…
(上がOS、下が端末)
独自のOSの中でも、なんとかPCのWindowsと互換性を持たそうといろいろやってたMicrosoftさんは、あるとき、「あ、一つのOSで統合させれば良いじゃない」と気づいてしまったのか定かではありませんが、Win10のコンセプトは、統一規格の安定したサービスを提供しよう(iOSの端末やAndroidの端末でも一部のWin10のサービスを)というものでした。
特に注目して欲しいのは、Windows Phone・WindowsタブレットとPCのWindowsが同じOSになる構想である事です。
で、Minecraftも当然統一規格にしないといけません。(同じOSなので)しかし、Windows Phoneはスマフォ(携帯)で、PEで出した以上PEを貫く筈です。よって、PC・タブレットもPEにするしかありません。[Windows Phoneが現CE(=PC版)の要求するスペックに応えられない可能性が高いので]
Windows | Windowsタブレット | Windows Phone | |
---|---|---|---|
PE | ○ | ○ | ○ |
CE | ○ | ×or△ | ×or△ |
よってMinecraft Windows 10 Edition=Minecraft Pocket Editionという結論に私は達しました。
これはあくまでも状況証拠を寄せ集めて作った仮説の結論なのでもしかしたら違うかもしれません。
Minecraft Poket Editionの話
皆さんお久し振りです。久しぶりにブログを更新しようかと思って書こうとした時にゲームネタが思い付いたのでこちらのブログで書こうと思いました。
さて、今回はMinecraft Poket Edition ver.0.11.0αについてのお話です。
Minecraft(PC・携帯版)ではアップデートの前にβというデバックテストが行われるのですが...
あるとき、google+上にMinecraft Poket Edition Beta 0.11.0というコミュニティーが出来て、管理メンバーやオーナーが携帯版開発者の人でだったため公式コミュニティーだと認識されたからなのか、英語の使えるデバック班が多くそのコミュニティーに参加していました。もちろん日本からも...(βをプレイするために...)そしてそのコミュニティーに参加していた人達を混沌に陥れたあるツイートが投稿されたのです...
@matasniewulis It's fake
— Jens Bergensten (@jeb_) 2015, 4月 4
PC版の開発者でありPE版の開発者でもあるJens Bergensten氏が
「そのコミュニティーはフェイクである」
と発言したことにより、そのコミュニティー内で「フェイクだ。」「いや、フェイクじゃない。」など様々な言語で書き込まれるなど活発となったのである。
結論はこのブログを書いている時点で出てはいないのですが、多分「そのコミュニティーは偽のコミュニティーであったが本当のコミュニティーになった」という結論が待っていそうかなとか思いました...
以上です。